地産地消の食材を食卓に!きょうも まくわうり宣伝隊♪ [食の安全]
前回の「まくわうり」のお話を書くときに、ついでに仕入れたウンチクもはさみながら、もう一回だけ まくわうりを熱く語りたいと思います。
題して
「消費が細っている作物だから、もっともっと、まくわうり宣伝隊♪」
まくわうりを調べていて、ちょっとびっくりしたのですが、『古事記』を始め、日本古代の書物にも、まくわうりは、ちゃ~んと登場しているんだそうです。
歴史の教科書で紹介されていることもある、万葉集の歌人 山上憶良(おくら)の「子らを思う歌」では
瓜(うり)食(は)めば 子ども思ほゆ
栗(くり)食めば まして偲ばゆ
いづくより来たりしものぞ
まながひにもとなかがりて 安眠(やすい)しなさぬ
な~ンて書かれていて、この瓜がまさに、この「まくわうり」だったんですって。 へへーーー
そしてそして、メロンパンにも数々あれど、ストライブのギザが入ったラクビーボール型で、中に白アンが詰まっている神戸のメロンパン。
何で神戸のメロンパンはこんな形なんだろう?とかねがね思っていたのですが、かつて まくわうりがメロンと呼ばれていたことから、メロンならこれだと、まくわうりの形になったんですって。
ワタさんのブログで、神戸式のメロンパンが紹介されています。写真はこちらに
http://want-some-xx.blog.so-net.ne.jp/2010-07-15-1
そんなこんなで、まくわうりを食べた記憶がない方も、実は日本人にとって、とっても身近で、愛されてきた夏の味だと言うのがお分かりになったんじゃないかしら。
メロンよりもぐんとお安い、庶民的なお値段で買えて
さっぱりとした自然の甘味に、柔らかい果肉で幼い子にも食べやすく
農薬の使用量も少なくてOK、日の光をいっぱい浴びた自然栽培で育ち
アトピーっ子にもお試ししやすい夏のおやつにピッタリな作物、まくわうり
こんなにおすすめのおやつやデザートの素材なのですが、とっても残念なことに、今はすっかり廃れて作付けが少なくなってしまったそうです。
それにはいくつか理由があるそうですが、単にメロンより甘みが少ないという味だけの問題だけではなく、遠方への輸送に向かず、長く保存できないと言うのが大きなネックになっているんですって。
まくわうりという作物は、完熟してから収穫するから、短期間に腐れてくるし、皮が柔らかいから、身が崩れやすい。
結局、青空市場や近場のスーパーにしか卸されないため、販売ルートが限られ、収益が望めないから農家の方も作りにくい。
現代の流通システムに向かない、とってもマイペースなまくわうりは、とっても自然体な作物だったのです。
以前の私なら、メロンの方が甘いから、ウリなんていらない
・・・って、絶対食べなかったでしょうが・・・
青いまま収穫して遠くへ運ばれ、真っ赤でおいしそうな顔をして店頭へ並ぶトマトよりも、完熟するまで収穫できない、生き方(?)が不器用なまくわうりのほうが、おいしさに正直でいいと思うし、旬の今だけ食べられる地域密着型のこんな作物の存在って、とっても愛おしく、貴重な存在だと思います。
こんな作物ほど、子供らが気軽に口に出来るおやつとして、次の世代まで伝えて欲しい
もっともっと、皆さん召し上がって
そう願って、二度にわたって書きました。
スーパーや地域の青空市場で見かけたら、ぜひぜひ一度味わってみてくださいね。
また、うちのとは違う色や形のまくわうりを手に入れられたら、ぜひぜひブログでUPして、ここにTBしてくださいね。ウヒウヒと写真を見せていただきに伺いま~す。
「風の姿 花の色 」のパトラさんで、20000nice!の全プレカード頂戴してまいりました。
アメショーじんペい君のカメラ目線にいつもドキドキさせられていますが、おもちゃに釣られて立ち上がる、黒猫のホーリーちゃんの見事なお立ち芸にも魅せられます。愛らしいニャンズに会いたくなったら、こちらまでどうぞ
http://jinjin-house.blog.so-net.ne.jp/
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ベビーフードと言えども、表示がない場合は、原材料は外国のお野菜だったりします。その点、有機栽培の素材を利用したベビーフードなら安心ですね。
題して
「消費が細っている作物だから、もっともっと、まくわうり宣伝隊♪」
まくわうりを調べていて、ちょっとびっくりしたのですが、『古事記』を始め、日本古代の書物にも、まくわうりは、ちゃ~んと登場しているんだそうです。
歴史の教科書で紹介されていることもある、万葉集の歌人 山上憶良(おくら)の「子らを思う歌」では
瓜(うり)食(は)めば 子ども思ほゆ
栗(くり)食めば まして偲ばゆ
いづくより来たりしものぞ
まながひにもとなかがりて 安眠(やすい)しなさぬ
な~ンて書かれていて、この瓜がまさに、この「まくわうり」だったんですって。 へへーーー
そしてそして、メロンパンにも数々あれど、ストライブのギザが入ったラクビーボール型で、中に白アンが詰まっている神戸のメロンパン。
何で神戸のメロンパンはこんな形なんだろう?とかねがね思っていたのですが、かつて まくわうりがメロンと呼ばれていたことから、メロンならこれだと、まくわうりの形になったんですって。
ワタさんのブログで、神戸式のメロンパンが紹介されています。写真はこちらに
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そんなこんなで、まくわうりを食べた記憶がない方も、実は日本人にとって、とっても身近で、愛されてきた夏の味だと言うのがお分かりになったんじゃないかしら。
メロンよりもぐんとお安い、庶民的なお値段で買えて
さっぱりとした自然の甘味に、柔らかい果肉で幼い子にも食べやすく
農薬の使用量も少なくてOK、日の光をいっぱい浴びた自然栽培で育ち
アトピーっ子にもお試ししやすい夏のおやつにピッタリな作物、まくわうり
こんなにおすすめのおやつやデザートの素材なのですが、とっても残念なことに、今はすっかり廃れて作付けが少なくなってしまったそうです。
それにはいくつか理由があるそうですが、単にメロンより甘みが少ないという味だけの問題だけではなく、遠方への輸送に向かず、長く保存できないと言うのが大きなネックになっているんですって。
まくわうりという作物は、完熟してから収穫するから、短期間に腐れてくるし、皮が柔らかいから、身が崩れやすい。
結局、青空市場や近場のスーパーにしか卸されないため、販売ルートが限られ、収益が望めないから農家の方も作りにくい。
現代の流通システムに向かない、とってもマイペースなまくわうりは、とっても自然体な作物だったのです。
以前の私なら、メロンの方が甘いから、ウリなんていらない
・・・って、絶対食べなかったでしょうが・・・
青いまま収穫して遠くへ運ばれ、真っ赤でおいしそうな顔をして店頭へ並ぶトマトよりも、完熟するまで収穫できない、生き方(?)が不器用なまくわうりのほうが、おいしさに正直でいいと思うし、旬の今だけ食べられる地域密着型のこんな作物の存在って、とっても愛おしく、貴重な存在だと思います。
こんな作物ほど、子供らが気軽に口に出来るおやつとして、次の世代まで伝えて欲しい
もっともっと、皆さん召し上がって
そう願って、二度にわたって書きました。
スーパーや地域の青空市場で見かけたら、ぜひぜひ一度味わってみてくださいね。
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まくわうり、知らないかもです…。いつか探して食べてみたいです。
by まろまろまね (2010-09-05 17:02)
まくわうり、小さい時はけっこう口にした覚えがありますが、最近めっきりお目にかかれないですね。
日本古来から食べられてきた食材は数少ないですから、大事にして行きたいですね。
思い出させてくれて感謝。です。
by rabbitnose (2010-09-05 17:54)
コドモの頃、野生化してるまくわうりみつけて、
なんだか白くてわけわかんなくて、
よくままごとの材料にしてました。
食べられたのかーくー。
by タッジーマッジー (2010-09-05 19:03)
ご訪問、コメありがとうございます。
まくわうり・・・昔、食べてたやつですね。
美味しかったですよね。この頃、見なくて
欲しいが買えない状態ですね。この記事で
いたく、食べたくなりました。探してみます。
by OMOOMO (2010-09-05 20:38)
まくわうり。物語(瓜子姫)とかに出てきますね。
陰陽師の漫画でも見ました。
瓜、甘くて美味しいですよねー。
茨城は最近はめっきりメロン生産地になりましたが
農家が自家用に作っていたりするようです。
by tomomame (2010-09-05 21:47)
食べたい!!!
名前はよく聞いた事あるのに。
実際には、売っているのを目にした事も無い気がします。
ぜひ、トライしたい!
by マキ (2010-09-05 23:14)
リンク、ありがとうございますーー。
まくわうり、ハネデューメロンの小型版みたいな感じでしょうか?
まくゎのちいさな「ゎ」は昔はよく使われていたみたいですよ。
ちなみに、こちらの方で有名な「関西学院」は正式には「くゎんせいがくいん」とかなをふります。
シークヮーサーもちいさな「ゎ」を使いますよね。気にすると面白い小さな「ゎ」です。
by わた (2010-09-06 00:43)
まくわうり、はるか昔子供の頃に、
食べたような食べていないような…(^‐^;
そういえば、お店で売っているのを見たことがありません。
大きいスーパーなどにはなかなか出回らないのですね。
見つけたらぜひ買ってみたいです!
by りる (2010-09-06 01:20)
まくわうり、ぜひぜひ食べてみたいですね^^
前回に引き続きまくわうりの紹介ありがとうございます♪
by manana (2010-09-06 13:57)
「まくわうり」は暫く食べていませんね
ですが、近くの産地直売所で売っていますので久し振りに食べたいような。
by 鷹人 (2010-09-06 15:18)
我が家はうり系はなかなか買えず(泣)
サル子が一切食べないから。
スイカもカットスイカを買って1人で食べるのみ。
半月形をガブッといきたい。
まくわうり、確かにお店で見ませんね。
by ☆ササエ☆ (2010-09-06 18:38)
まろまろまねさん、こんにちは
やはり一般的なルートではもう流通していないのかもしれませんね。
でも、機会があれば、ぜひっ!
rabbitnoseさん、はじめまして
召し上がったことがございましたか ^^
昔からの食べ物が廃れてしまうのは、本当に残念ですね。
タッジーマッジーさん、こんにちは
タッジーマッジーさんも、野山で豊かな体験をなさりながら成長されたのですね。^^
それはまくわうりかもしれないけど、漬物用の白ウリかもしれませんよ。
OMOOMOさん、はじめまして
いつもよそ様のニャンコブログで、イラストを描かれているのを拝見しておりました。
まくわうりはもう少し早くご紹介すれば良かったなと、ちょっと旬も終わりカケで申し訳ないです。
tomomameさん、こんにちは
瓜子姫にもですか?へぇ~
安部野清明も食べた瓜と言うことですね。
マキ さん、こんにちは
甘くておいしいんですが、今の時期は漬物用の白ウリも出ていて、ちょっと紛らわしいです。
わた さん、こんにちは
果肉の部分がメロンより少ないです。
今度切り口をUPしたいと思います。
「わ」は、関西ならではの使い方かしら?ちょっと巻き舌の口調にt感じますね。
りる さん、こんにちは
やはり一般的なルートではもう流通していないのかもしれませんね。
でも、機会があれば、ぜひっ!
mananaさん、こんにちは
機会があれば、ぜひっ!
甘くてなかなかイケますよ。^^
鷹人 さん、こんにちは
メロンもウリもダブルで市場に出ているのは、北海道ならではですね。
そちらでは、ちょうど旬かしら>?
☆ササエ☆さん、こんにちは
それは残念。サル子ちゃん、キュウリも苦手なら、まくわうりもダメかもしれませんね。
by よいこ (2010-09-07 00:04)
まくわ瓜は子供の頃"メロン"と呼んでいました。
美味しかった記憶が残っています。
最近は形や見た目の良いものが店頭に並んでいますが
見掛けることがあれば絶対に口にしたいと思います。
by ヤッペママ (2010-09-07 14:43)
まくわ瓜 好きなんでやすが 最近あんまり見かけやせん・涙。
by ぼんぼちぼちぼち (2010-09-07 20:45)
小さい時はメロンなんて食べれなかったから、
食べると言うと、マクワでしたが、知らないうちに
姿を消してしまったんですよね。
今思うと、美味しかったって記憶が全くありません。
甘みが薄かったのかな。
by youzi (2010-09-08 22:23)
ヤッペママさん、こんにちは
やはり過去のものになりつつあるのでしょうか?
きんうりやハネジューメロンなんかは、まだ並んでいますね。
ぼんぼちぼちぼちさん、こんにちは
もっぱら農家の方が、自宅で食べる用に作られているとも聞きました。
残念です。
youzi さん、こんにちは
やはり、昔召し上がったのですね。^^
あまり甘くなかったようなイメージが私もあります。
by よいこ (2010-09-09 11:45)