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何げなく使う加工品にも、アレルゲンが含まれていること [調味料]

 12号のメルマガのレシピには、「具だくさんのそうめん」を取り上げました。卵と牛乳を含まない具と、自宅で簡単に作れるつゆでいただく、化学調味料なしの鰹だしのおいしさは、格別です。

 ところで、これから夏にかけては、そうめんやひやむぎをツルツルっていただく機会は多いんじゃないかと思います。

 和のつけ麺に欠かせない薬味と言えば、やはりわさびが多いのではないかしら?食中毒が起こりやすい今の時期は、わさびも一緒に摂ることで、防腐や殺菌の効果も兼ねて、安心して食べることが出来ます。

 ところで、わさびというと、チューブ入りを使う人がほとんどでは?

 でも、チューブ入りわさびには、結構 いろんな添加物や食材が使われていますよ。

 例えば、某メーカーの商品から、添加物を抜き書きしてみますと、「・・・コーン油、乳糖、ソルビット、香料、酸味料、増粘剤・・・」など、化学調味料や着色料が入っている商品もあるようです。

 その中でも、乳糖や油が含まれていれば、牛乳のアレルギーがある子には向かないし、アレルギーで制限が多い子も油や香料、着色料などで引っかかることはあるかもしれませんね。

 なにげなく使っているほんの少しの加工品に、知らない間にアレルゲンが含まれているといういい例じゃないかと思います。

 生わさびはそもそも高価ですし、専用の下ろし金を使用して、すり下ろさないと、せっかくの香りも落ちてしまうような、特殊素材ですから、たまにそうめんを食べる時に「ちょっと買って来よう」・・・とはなりません。

 じゃあ、そうめんにわさびを付けたかったらどうするのか?

 そんな時に我が家では、より添加物が少ない粉わさびを利用しています。

 使う少し前に、小さじ1程度を、小皿に取り、ごく少量の水を垂らして、みそくらいの固さに練り、皿ごと逆さに伏せておくと、香りと辛さが引き立ちます。

 たいていどこのスーパーでも、よく捜せば、香辛料の片隅に小さな缶で置かれていますよ。

 また、わさびを無理に使おうとせずに、ショウガを薬味に使うという手もあります。私はショウガが好きなので、そうめんは薬味に青しそを加えて、ショウガでいただきます。

 とってもおいしいので、ぜひお試し下さいね。

 それにしても、わさびはめん類やお刺身などに使う機会も多いので、ご家庭に欠かせない商品の一つではないかと思います。

 たかが薬味の、わさび一つを取り上げても、普段便利に使っているねりわさびは、添加物が結構多い加工素材です。

 これらが食卓に当たり前のように便利に取り込まれているのが、今の日本の食卓です。

 日本の食卓は、便利になりすぎて、普段なにげなく使っている食材に、たくさんの加工品が紛れ込んでいるから、これらに意外なアレルゲンが含まれている事も多くて、アレルギーでトラブルを起こす人向けに、ちゃんと除去するのって、本当に難しいなと思います。

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